大阪市立住まい情報センターの口コミや評判
大阪市立住まい情報センター
〒530-0041 大阪市北区天神橋 6丁目 4-20
06-6242-1160
大阪の住宅に関する情報発信や悩みを解決してくれる住まいの相談窓口です。大阪市立住まい情報センターは、大阪の暮らしや住まいに関する情報を発信している施設です。
公的な賃貸住宅に住み替えたい方や想像した不動産の相談、契約前に注意したい点など幅広い相談に対応しており、専門家や建築士会・税理士会などの的確なアドバイスを受けることができます。
また住まいのライブラリーでは、図書館スタイルで大阪の住まい情報を提供しています。親子で参加できる楽しいイベントも開催されているので、はじめての方でも利用しやすいでしょう。今回はそんな大阪市立住まい情報センターの魅力や特徴を詳しく紹介します。
知りたい情報がわかる
大阪市立住まい情報センターは、住まいに関するさまざまな悩みを解決してくれる相談窓口を設けています。窓口では、住宅売買はもちろんのこと、退去時のトラブルや相続など、問題点からあなたにあった相談窓口を案内・紹介してくれます。
住まいの売買について
住まいは、売る・買う・借りるの何れかで手続きが異なります。たとえば売約したい場合、理由や資金計画などを整理しながらベストなタイミングを検討します。
というのも、住まいの売却には宅地建物取引業者との媒介契約や、買主とのやり取りが必要になるからです。またそれぞれ手続きも違うため、宅地業者or買主の特徴もきちんと理解しておかなければいけません。
はじめて売却する方は、買主と直接売買契約をするよりも、宅地業者に依頼するのが安心です。情報収集・価格査定・媒介契約の順で手続きを行い、そのあと売却活動に入ります。買主との交渉がうまくいけば、売買契約・残金決済・引き渡しとなります。
一方で買いたい場合、資金計画はもちろんのこと、現地の見学も欠かせません。見学では重要なポイントや境界、前面道路など細かいところまで確認し、納得したら購入申込みに入ります。「重要事項説明書」についてもきちんと説明してくれるので、はじめてマイホームを購入する方でも安心でしょう。
住まいを借りたい場合(賃貸住宅)は、公的と民間の違いについても説明・アドバイスしてくれます。
新築・建替・改修
新築や建替の悩みで多いのが「予算内で済ませたい」という点です。家づくりは、自分ひとりで行うものではありません。家族みんなで時間をかけて取り組むため、業者選びだけでなく、法規制や住宅品質などさまざまな観点から学ぶ必要があります。
たとえば新築なら、家のイメージづくりからはじまります。どんな家に住みたいのか、現在住んでいる家の問題点はどこなのか、細かいところまでしっかり話し合うことになります。
イメージが決まったら情報収集やモデルハウス見学を行い、おおよその予算検討やハウスメーカー探し、敷地調査などを行います。
計画の段階でやることが多い新築ですが、大阪市立住まい情報センターが引き渡しまで、しっかりサポートしてくれるので安心です。そのほか、住んでいる家を長持ちさせるためのリフォームに関する相談もできます。
退去時のトラブル
賃貸住宅を借りた場合、気になるのが退去時のトラブルです。ほとんどの方が「気持ちよく退去したい」と考えると思いますが、気をつけていてもトラブルが発生してしまうケースがあります。
大阪市立住まい情報センターは、退去時の注意点についてホームページでわかりやすく解説しているので安心です。もっとも多いのが、家主さんへ連絡するタイミングや退去日の確認、原状回復などが挙げられます。また退去時に欠かせない立会いについても知ることができます。
3つの相談方法から選べる
一人ひとりの悩みに対して、3つの相談方法を案内・紹介してくれます。相談員が情報提供やアドバイスをくれる場合もあるため、気軽に相談できるのも利用しやすいポイントでしょう。
専門家相談
お客さんのどんな悩みにも対応できるように、弁護士や建築士、FP(ファイナンシャルプランナー)などの専門家が在籍しています。とくに相続・補助金・空き家に関する相談は、素人では対処できません。
さらに個別で相談するとなると、膨大な費用もかかってきます。大阪市立住まい情報センターはすべて無料で相談できるので、はじめての方でも安心して利用できるでしょう。
マンション管理士もいるので、マンションを売りたい・買いたい場合も気軽に相談できます。
定期相談
定期相談は「大阪府建築士会」「近畿税理士会」の2つの機関をとおして行われます。住まいに関するありとあらゆる相談に対応しているので、専門的な内容でもしっかり答えてくれるでしょう。
大阪府建築士会とは、建築士の品位を保つために研修や指導を行い、災害から建築物を護り、建築文化の振興を図りながら社会貢献することを目的としています。
一方で近畿税理士会は、近畿2府4県の税理士が所属している特別法人です。それぞれ相談できる曜日・時間が決まっており、近畿税理士会に関しては、2月・3月の相談は受け付けていないので注意してください。
専門窓口
相談内容に応じた専門窓口では、住まいに関する制度・情報をはじめ、あんじゅネットが情報発信している「住まいのライブラリー」も利用できます。
相談内容は、公的住宅をはじめマイホーム購入や分譲マンション管理など幅広く受け付けており、一部の外国語にも対応しています。ただし相談時間は30分以内と決まっているため、要件をまとめて相談することをおすすめします。
そのほか、分譲マンションの適正な管理などを支援する「分譲マンション勉強会支援アドバイザー派遣制度」も導入しています。ここでは、大規模修繕工事や管理組合の役割、登記または供託に関する手続きなど、一般的なアドバイスをもらえるでしょう。
住まいのライブラリーで情報提供
大阪市立住まい情報センターの4階には、住まい・建築・大阪に関する情報を提供しているスペースを設けています。図書館スタイルになっているので、誰でも自由に利用できるのがメリットです。
ただし、はじめての方は「図書利用カード」の発行が必要になります。
心地のいい空間
館内は、木のぬくもりを感じる木目調のデザインが印象的です。大きな窓からはたくさんの陽が差し込み、天気がよい日は窓際の閲覧スペースでゆっくり過ごすことができます。
また雑誌や絵本が探しやすい造りになっているのも魅力的でしょう。児童書コーナーもありますから、子どもといっしょに利用することもできます。
読みものは、すべて「住まい・建築」「住むまち・大阪」に関するものになります。貸出も行っているので、気になる本があれば3冊まで2週間借りられます。
イベントを開催
ライブラリーのスペースを用いて、住まいに関するイベントも開催しています。時期や内容については公式ホームページで確認できますが、2023年10月には親子で参加できる「おはなし会&ワークショップ」が行われました。子どももいっしょに楽しめるように、絵本専門士による本読みやワークショップなど盛りだくさんな内容も魅力的です。
ワークショップでは、壁・屋根・はしご・花などの好きな材料を使って「おうちづくり」の疑似体験もできます。材料を自由に組み合わせて作るので、おうちづくりが学べるだけでなく、子どもの発想力も育つでしょう。
SNSで新着図書をお知らせ
インスタグラム・X・Facebookを使って積極的に情報発信も行っています。新着図書やイベントのお知らせもしてくれるので、大阪に住まいがある方にはとても役に立つでしょう。イベントに参加した子どもたちの作品も掲載しており、見応えもあります。
まずは問い合わせてみよう!
大阪市立住まい情報センターは、大阪の住まいに関する情報・相談を行っている施設です。B1階~10階まで有している大型ビルのなかにあり、4階~10階までが住まい情報センターになります。
これから家を建てたい方や売りたい・借りたいなど、住まいの相談も積極的に行っており、周囲には相談しにくい内容も、相談員が親身になって対応してくれるでしょう。また専門家相談・定期相談は、時間内であれば無料で相談できるのもうれしいポイントです。
そんな大阪市立住まい情報センターが気になる方は、電話で気軽に問い合わせてみてください。近くに住んでいる方は、直接窓口で相談するのもおすすめです。