注文住宅メーカーはどう選ぶ?自分に合ったハウスメーカーの選び方

公開日:2023/01/15


「憧れのマイホームを建てるぞ!」と決めたとき、あなたはどこの注文住宅メーカーに依頼しますか?どこにお願いしても同じに感じるかもしれませんが、メーカーによって特色があります。工務店という選択肢もあり、悩んでしまう方もいるでしょう。そこで今回は注文住宅メーカーの選び方や工務店との違いについて解説します。

注文住宅メーカーでよくある失敗

みなさんのなかには「マイホームをお願いするなら、ハウスメーカーでしょ!」と考える方もいるでしょう。しかし、ハウスメーカーについてリサーチせず、知名度だけで選んでしまうと、失敗してしまう可能性が高くなります。比較せずに決めてしまうと、自分の希望が通らなったり、余計に費用がかかってしまったりすることも。選び方を失敗してしまうと、以下の事例が起きます。

イメージ通りの家が建てられない

注文住宅といっても、メーカーはある程度決まった規格のなかで設計をします。得意な工法や間取りがあったり、建材や住宅設備機器もメーカーの指定があったりすることもあるのです。たとえ自由度が高いメーカーでも、ゼロから決められることはありません。この規格は、安全な住宅を期間内に安定して供給するために指定しています。

担当者とそりが合わない

自分の希望と近い家を建てるためには、担当者ときちんとイメージのすり合わせる必要があります。扉を例に挙げても、担当者によってデザインを重視する人もいれば、毎日の使い勝手を第一に考える人、両方の折衷案を提案しようとする人など、考え方はさまざま。また担当者だけでなく、設計担当者との相性も大事です。メーカーによっては転勤が多く、地元について疎い場合もあるので、なるべく契約前にじっくり話せる機会を設けられるのが理想的でしょう。

予算オーバーしてしまう

注文住宅は決して安くはない買い物です。あらかじめ予算を決めて注文する方がほとんどでしょう。しかし、メーカーによっては、一部の工事費用や事務諸費を別途請求する場合があります。そうすると、最初の見積もりより最終的な支払金額が高くなってしまいます。項目別に比較せず、見積もりの総額だけで決めてしまうと、このような失敗をする可能性が高いです。失敗を防ぐため、項目ごとにリストアップ、含まれている費用と含まれていない費用を比較しましょう。

ハウスメーカーと工務店の違い

ハウスメーカーとよく似ているものとして、工務店が挙げられます。ハウスメーカーと工務店はどのように違うのでしょうか。まずハウスメーカーは全国対応しているところが多く、どこでお願いしても価格や質が一定であるのが魅力です。また、既存プランをベースに設計・施工していくので、ある程度お任せしたい方におすすめできます。工務店と比べて価格が高くなりやすいですが、最近はローコストのプランも用意しているメーカーが増えているようです。

対して工務店のよさは注文の自由がききやすいこと。こだわりが強い方は工務店に依頼した方がよいです。また、地域密着型が多いので、土地の特性に詳しかったり、対応にスピード感があったりと、工務店ならではのメリットも。ただし、ハウスメーカーより工期が長かったり、倒産リスクがあったりと、考慮すべき点もあります。

注文住宅メーカーを選ぶポイント

注文住宅メーカーを選ぶときには、費用や質以外にも比較するべきポイントが4つあります。

得意な構造や工法は何か

メーカーによって、得意な構造や工法があります。木造かRC造(鉄筋コンクリート)かによっても、建てられる家が大きく異なるでしょう。また、構造も耐震性や耐火性を重視するか、間取りを優先するかで変わります。メーカーの特性を比べて、自分が希望する構造・条件を叶えられそうなメーカーを複数社ピックアップするのがおすすめです。

モデルハウスを鵜呑みにしない

メーカーの特徴を調べたり、家のイメージを具現化したりするために、モデルハウスに行くのはおすすめです。しかし、モデルハウスのすべてを鵜呑みにすることは避けましょう。なぜならモデルハウスは一般の住宅より広くつくられていたり、高額な設備や資材を使用されていたりするからです。メーカーによっては、モデルハウスと実際の住宅の広さが2倍以上の会社もあるので要注意です。この失敗を避けるため、気になるメーカーが見つかったら、そのメーカーが実際に建てた完成現場を見学しましょう。リアルなサイズ感を体験することで、具体的な生活イメージがつきます。オーナーの経験談が聞ける可能性も高いです。とくに子育てや二世帯住宅を検討している方は、生活動線を確認するためにも見学することを強く推奨します。

着工後の変更はどこまで可能か

注文住宅は着工後に計画が変更することがあります。よくある変更点として、窓やコンセントの位置や壁紙などです。メーカーによって、着工後の変更は一切受け付けてないところもあります。ただし追加請求や工期の変更が生じる可能性があるので、変更依頼はいつまで受け付けているのか、契約前にきちんと確認しましょう。

アフターサービスはどれぐらいあるか

建築後のアフターサービスも確認しましょう。新築住宅については、屋根や柱など、基本構造部分は施工会社が最低10年保証することが法律で定められています。メーカーの場合、10年を超える独自の保証期間やメンテナンスを用意している場合があります。家を建てた後も、維持費用はそれなりにお金がかかります。また、きちんと修繕すれば、将来住み替えなどで売却する場合、条件が有利になる可能性がアップ。アフターサービスも確認必須です。

まとめ

注文住宅メーカーは工務店と比べて、メリットとデメリットがそれぞれあります。高い買い物でもあるので、契約前に丁寧に比較する必要があるでしょう。もし比較が難しかったら、住まいの相談窓口がおすすめです。相談者の希望を聞いて、各社の特徴を客観的に説明してくれます。住まいの相談窓口も活用して、ぜひ自分にあった注文住宅メーカーを見つけましょう。

大阪でおすすめの住まいの相談窓口5選

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