住まいに必要な保険とは?どんな保険に加入するべきなの?

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「家を買うときにどういった保険に入ればいいの?」「保険の種類が多くてよくわからない」日本はもともと自然災害が多い上に、ここ最近は異常気象などもあるため、住宅に関する保険に入っておくことは以前以上に重要となっています。保険には主に地震保険、火災保険がありますが、ここでは。それらの住宅に必要な保険について説明します。

保険に加入していないとどうなるのか

そもそも、世間の人はどれくらい保険に入っているのでしょうか。内閣府の資料によると、持家世帯は82%が火災保険、共済に加入しているとされています。一方で地震保険は49%の世帯が加入しているようです。

そう考えると「意外と保険に入っていない世帯もあるのか」と感じるかもしれません。しかし、保険に加入していなかった場合に起こる経済的な問題を考えると、やはり入っておくことをおすすめします。

もし保険に入っていない状態で、大きな地震などに見舞われた場合、保険に加入している人と加入していない人では、実に数百万円から数千万円の自己負担の差が出ることもありえます。もちろん大規模災害などであれば国からの支援金等も出ますが、それも被害総額に合わせて出るわけではありません。

「万が一なにかあった場合に、あまりお金の心配をしなくてよい状態にしておきたい」「災害などで突発的な出費が発生しても支払うことができる自信がない」という方は、事前に保険に入っておくべきだといえるでしょう。

住まいに必要な保険の種類とは

必要な保険には、主に「火災保険」と「地震保険」の2つがあります。

火災保険」は火事、雷、爆発などの災害などによる被害を補償してくれます。こちらの保険は比較的幅広い内容を補償してくれます。火災保険を契約するときには「建物」「家財」のどちらか、もしくは両方を選べるようになっていますので、保険会社の人と十分に相談をした上で決定するとよいでしょう。もし、火事などの被害にあった場合にできるだけ安心感が持てるようにしておきたいなら「建物」「家財」両方を選択することをおすすめします。

一方で「地震保険」は地震によって発生した災害(火事、噴火、津波など)による被害を補償してくれます。地震大国とも呼ばれる日本に住むわたしたちとしては、ぜひ入っておきたい保険です。こちらは、単独での契約は不可となっており、火災保険と合わせての契約になります。地震保険も「建物」「家財」のどちらか、もしくは両方を選べる仕様となっています。

ですので、もっとも安心な契約方法は、火災保険(建物、家財対象)と地震保険(建物、家財対象)を組むというものでしょう。最近は、世界的な異常気象の影響もあり、日本でも火事や豪雨、地震、台風、熱波などによる災害が起きやすくなっています。

「昔はこんなに地震が来なかった」「かつては、今のようなスコールはほとんどなかった」「昔は今みたいに夏あつくなかった」と思っている方は多いのではないでしょうか。今後は、どのような災害が、どれくらいの頻度で起こるかわかりません。そういった災害に備えるためにも、火災保険や地震保険といった災害保険に加入しておくことが大切といえるでしょう。

保険料はどうやって決まるのか

火災保険のお金は、建物は「評価」によって、家財は「申告」によって決定されます。それぞれに違う基準が採用されています。

「建物」の場合、土地は対象ではなく建物のみが対象となり、建物の金額が評価対象となって保険金額が確定します。「家財」は客観的な評価がむずかしいので、自身の希望によって保険金額を変えられるようになっています。

「家に高価でとても重要な家財道具がある」という方は最高額、たとえば1000万円などの保険金額をかけるとよいでしょうし「家にそんな高価なものはない」という方は300万円や500万円などの金額をかけるとよいでしょう。それぞれ、自分の家財道具にかけたい金額を検討して申請するようにしましょう。

一方で、地震保険は、地震が多い地域など、地域によって保険料が高くなることがあります。その金額は、建物の構造などによっても上下し、免震の構造や高い耐震性を持っていれば、保険料の割引の適用をしてもらえることがあります。

ですので「地震の少ない地域」で「免震、耐震の優れた住宅」に住んでいる方であれば、比較的安く地震保険を利用することができるでしょう。以上のように、保険料は建物や家財の保険金額、また地域などよって決まってきます。

まとめ

ここまで住宅に必要な保険について「保険に加入していないとどうなるのか」「住まいに必要な保険の種類とは」「保険料はどうやって決まるのか」といった観点からお話いたしました。日本は地震や津波が多い国なので、家を購入するときにはそういった自然災害の被害が気になるところだと思います。万が一被害にあった時に、経済的な安心感を得るためにも保険は非常に重要です。ここでご紹介した内容を参考に、あなたに適した保険内容を検討いただければ幸いです。

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