頭金は用意すべき?自分に合った資金計画を立てよう

公開日:2023/05/15

住まいの相談窓口 頭金

これから住宅を購入したいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。これまでは住宅を購入するときに頭金が必要でした。現在は頭金0円の物件も珍しくありません。頭金0円でも住宅を購入できますが、利息の負担が増加することに加え、住宅を購入するときにはなにかと費用がかかるので、手元にお金は残しておきましょう。

頭金は必要?用意するとしたらどれくらい必要?

商品の一部を先に支払うことです。こちらは社会のあらゆるサービスで採用されています。これにより利息の負担が軽減するので、できる限り支払うようにしたいものです。

頭金とは

物件を購入するときに代金の一部を先に支払うことです。こちらは住宅を購入するときだけではなく、商品を購入するときやサービスを利用するときなどに広く使用されています。頭金を支払うことで残りの返済額が減少します。住宅ローンを利用して残りの金額を返済する場合、少しでも利息が安くなるようにしたほうが得なので、できる限り頭金は支払うようにしましょう。具体的な金額を見積もりたいときはシミュレーションが有効です。

頭金の目安

住宅のタイプは異なりますが、住宅を購入した人はどの程度の頭金を支払っているのか紹介します。まず、注文住宅を購入した人の頭金の平均額は596万6,000円です。こちらは住宅購入費用の16.7%を占めています。次に、土地付注文住宅を購入した人の頭金の平均額は412万3,000円です。こちらは住宅購入費用の9.3%を占めています。

そして、建売住宅を購入した人の頭金の平均額は270万円です。こちらは住宅購入費用の7.5%を占めています。さらに、マンションを購入した人の頭金の平均額は785万9,000円です。こちらは住宅購入費用の17.4%を占めています。最後に、中古の戸建て住宅を購入した人の頭金の平均額は214万9,000円です。こちらは住宅購入費用の8.2%を占めています。以上のことから、住宅購入費用の10%前後を用意しておくことがおすすめです。

頭金ゼロでも家を購入できるのか

これまでとは異なり、頭金ゼロでも住宅を購入できるようになっています。しかし、住宅の購入は大きな買い物です。頭金ゼロは印象がよいものではありません。

住宅を購入するのは可能

これまでは住宅を購入するときに頭金を支払うようになっていましたが、現在は頭金が0円の物件も珍しくありません。月々の返済額が大きくなるデメリットはありますが、勤めている企業の信用度が高い場合や公務員などの安定した職業についている人であれば、頭金ゼロでも問題ないでしょう。ただし、いくつか注意点があります。

貯蓄がゼロの状態で住宅を購入するのはおすすめできない

新しい家電製品を購入するための費用や引っ越し費用などを用意できないと、住宅を引き渡してもらった後に生活が送れなくなります。そのようなことにならないように、貯蓄がまったくない状態は避けてください。また、貯蓄がゼロの状態は不動産会社から不審に思われてしまう可能性があります。自分に不利に働くことは間違いないでしょう。

借入金が増加して利息の負担が増加する

利息は借入金に対して発生します。頭金0円の場合は、借入金が増加するので利息も増加します。住宅ローンの返済が開始されてから苦しい思いをするかもしれません。頭金は数百万円準備しなければいけないように考えている人もいますが、わずかなお金でも問題ありません。明確に定義が決まっていないので、どうしても頭金の準備が難しい場合は両親などの頼れる人に相談してください。

諸費用は現金で購入することが多い

仲介手数料、手付金、保険料などは現金で支払わなくてはいけないことが多くなっています。これらの支払い期限は明確に定められているので、ある程度のまとまったお金は必要になります。数万円以上の出費が連続して発生するので、住宅を購入すると決意したときから、手元にお金を貯めておくようにしましょう。また、新生活に必要な家電製品やインテリアだけではなく、現在生活している物件のハウスクリーニング代などが必要になるでしょう。

繰上返済がお得な場合もある

住宅購入のタイミングを逃さないようにすることも大切です。

早い時期に住宅ローンを組もう

現在の経済情勢を踏まえて、金利の上昇または金利に変動がないと予想される場合は、数年間かけて頭金を貯蓄するよりも住宅ローンを組んで返済するほうが有利に働きます。繰上返済を利用することで、返済期間の短縮と利息を安くすることに成功します。以上のことから、必要以上に頭金にこだわりすぎると住宅を購入するタイミングを逃してしまいます。結婚、出産、子どもの進学などのタイミングで住宅を購入したいと考えている人は、ある程度のお金を手元に残して住宅を購入しましょう。

まとめ

頭金は用意できるのであれば、そのほうが利息の負担が軽減できるので望ましいでしょう。ただし、頭金を貯蓄するために数年間かけるのはよろしくない場合があります。金利の変動の影響を受けるだけではなく、住宅を購入するタイミングを逃してしまうからです。どのようにすればよいのか分からないときはシミュレーションを受けてみましょう。月々の住宅ローンの返済額が分かると、行動を起こしやすくなるでしょう。

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