ひとり暮らしでマンションを購入するメリットは?目安の年収・注意点を紹介!

公開日:2023/07/15


これからひとり暮らしをするにあたり、マンションの購入を検討されている方は、どれくらいの収入があればよいのでしょうか。また、注意点なども知っておかなければなりません。なぜなら、マンションの購入は人生で大きな買い物といえます。後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。

独身でマンション購入している人の割合は?

現在ひとり暮らしをされている方のなかには、将来についていろいろと考え、マンション購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。では、独身でマンションを購入している方の割合はどれくらいなのでしょうか。

国土交通省住宅局のホームページを見ると、ひとり暮らしで中古マンションを所有している方の割合は17.3%でした。また、新築マンションでは、13.2%となります。ひとり暮らしで中古マンションや新築マンションを購入している方は、増加傾向にあります。

マンション購入にあたり必要な年収は?

ひとり暮らしをしている方で、マンションを購入する資金はいくら必要なのでしょうか。マンションを購入する際、予算を決めなければなりません。ひとり暮らしのマンション価格の相場を確認しながら解説していきます。

年収比率とは

マンション価格相場には、年収比率からみる場合があります。たとえば、都心の新築マンションを購入する方の多くは、年収の7.5倍の物件を購入しています。すると、年収は400万円の場合、3,000万円のマンションを購入することが可能です。

しかし、これはあくまでも目安として考えておくことです。年収が同じでも、生活水準は人それぞれだからです。とはいえ、年収比率を知ることで、購入できるマンションの資金額の把握ができます。

返済負担率とは

購入する方の収入から、ローンを返済する割合を示す数値を、返済負担率といいます。返済負担率は25%までに収めることがベストと言えるでしょう。なぜなら、世帯年収を例にあげると、おおよそ400万円の年収の場合、月々返済額は8万円前後だからです。

また、購入されるマンションの価格は、3,000万円前後が理想的な金額といえます。年齢によっても違ってきますが、20代でマンションを購入すると、ローンの借入期間が長くとれるため、その分マンションの購入価格をあげることが可能です。

ひとり暮らしでマンションを購入するメリット

よく、耳にすることがあるのが、賃貸で家賃を支払っている場合、最終的には自分の資産にならないということです。ひとり暮らしのマンションを購入する際のメリットは、どのようなことが考えられるか詳しく解説していきます。

資産形成性ができる

賃貸マンションと比べると、資産形成ができるのが大きなメリットです。たとえば、毎月の賃料が10万円とし、25年間支払い続けた場合ですと、総額3,000万円の支払いになります。しかし、これは自分の財産にはならないため、ひとり暮らしでマンションを購入する方は、毎月の賃料と変わらない金額で資産形成ができます。

老後の住居を確保できる

老後の資金計画を考えている方にはメリットといえます。なぜなら、老後は現在の収入よりも減少してしまうことが予想されるからです。マンションを購入することにより老後の賃料を少なくすることができます。特に子どもがいないひとり暮らしの場合、老後の住居を確保できることは大きなメリットといえます。

マンションを購入する際の注意点とは

ひとり暮らしをするにあたり、マンションを購入する場合にはどんな注意点があるのでしょうか。大きく分けると2つあります。このような注意点をしっかり解説していきます。

かんたんに引っ越しができなくなる

マンションを購入してしまうと、ひとり暮らしをしているとはいえ、簡単に引っ越すことができません。住宅ローンを組んでいる場合、完済するまで誰かに貸すことができないのです。たとえば、転勤をして別の場所で家賃を払う場合、二重の支払いになってしまう可能性があります。そのため、マンションをせっかく購入したのに、売却しなければならないというリスクがあることを知っておきましょう。

住宅ローンの支払い

マンションを購入する場合、一括して支払いができる方は多くないです。一括で支払えない場合、住宅ローンを組まなければいけません。住宅ローンを利用する場合には、毎月の支払額が決定されます。もし、病気やケガで働けなくなったとき、どうすればよいのでしょうか。毎月の住宅ローンは、重くのしかかる可能性が出てきます。しかし、団体信用生命保険に加入していることで、住宅ローンの残金を補償してくれる場合があります。住宅ローンの支払いが負担に感じる場合は、よく検討しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ひとり暮らしでマンションを購入するメリットや目安の年収、注意点を紹介しました。毎年、ひとり暮らしのマンションを購入する方が増えている傾向にあります。マンションを購入するうえで知っておくとよいのが、年収比率と返済負担率です。また、購入するにあたって、資産形成ができることや老後の住居を確保することができるメリットがあります。ひとり暮らしのマンションを購入する場合、人生で大きな買い物といえます。注意点もしっかりと理解した上で、ぜひ参考にしてください。

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